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次世代ハイエンドデバイス市場の成長に対応するため、豊橋事業所に新工場を建設
―当社最大規模総額約390億円を投資し、生産能力を増強―

日東電工株式会社(本社:大阪市 社長:髙﨑秀雄 以下「Nitto」)は、次世代ハイエンドデバイス市場における、循環型社会への適応ニーズや有機ELを採用した製品の増加など、急速に変化する市場トレンドに対応するため、豊橋事業所(愛知県豊橋市)に当社最大規模総額約390億円の投資を行い、新工場を建設します。竣工は2028年1月を予定しており、更なる事業拡大に向けて、生産能力の大幅な増強を図ります。

背景

Nittoグループは、ハイエンドスマートフォン向け光学フィルムや回路材料など、ハイエンドデバイスになくてはならない部材を多数提供しています。
この度、欧州のバッテリー規則※1法令化対応のためのスマートフォンの修理を簡単にする電気剥離テープ※2のニーズの高まりや、次世代ハイエンドデバイスで注目されている有機EL(OLED)を採用したフォルダブル(折り畳み)製品の増加による光学用透明粘着シートや部品固定用テープの需要増加が見込まれていることから、将来の更なる事業拡大に向けた、新工場建設を決定しました。

  • ※1 欧州バッテリー規則:2027年以降、欧州で販売されるスマートフォンは、消費者自身による簡単なバッテリー交換の設計を義務化
  • ※2 電気剥離テープ:特殊粘着剤に乾電池程度の電力を数十秒与える事で、粘着力を低下させ部品筐体へのダメージ与えずに取り外せるテープ

新工場の特長

  • 先端技術による安全・品質・生産性の向上:DX活用や高度な自動化設備を導入することで、誰もが働きやすい職場を目指し、従業員エンゲージメントを向上
  • 環境配慮型設備:無溶剤塗工機などを採用し、従来比 ▲11%のCO2排出量削減

Nittoグループは、2030年ありたい姿の実現にむけて、「ニッチトップ戦略」と「Nitto流ESG戦略」を組み合わせることで、社会課題の解決と経済価値の創造を両立させる取り組みを進めています。今回の新工場は、環境配慮型の新設備で急速に進化するハイエンドデバイス市場において、安定した供給と高品質な製品をお客様にお届けすることで、持続可能な地球環境、豊かな人類社会の実現に貢献することを目指します。

新工場イメージ写真

新工場イメージ写真

Nitto(日東電工株式会社)について

Nittoは1918年の創立以来培ってきた8つの基幹技術をベースに、表示デバイスに使用される偏光板などの光学材料、回路基板、工業用テープ、医療用関連製品など様々な製品・サービスをグローバルに提供している高機能材料メーカーです。ブランドスローガン「Innovation for Customers」のもと、世の中に「なくてはならない」価値を創出し、持続可能な地球環境、豊かな人類社会の実現に貢献することを目指します。

ニュースリリースに関するお問い合わせ

日東電工株式会社 ブランドコミュニケーション部 広報グループ

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