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当社製水道用膜モジュールの認定制度に関する不適切行為について

日東電工株式会社(本社:大阪市、社長:髙﨑秀雄、以下「当社」)は、水道用に使用される当社製膜モジュール製品について、一般社団法人膜分離技術振興協会(以下「膜協会」)の認定を受けるための試験方法について、不適切な行為があったことをお知らせします。
当社の不適切な行為により、お取引先様、水道事業者様および水道利用者様ならびに膜協会をはじめとする関係各位に多大なるご心配とご迷惑をおかけすることにつきまして、深くお詫び申し上げます。

1.不適切行為について

水道用の膜モジュール製品(以下「膜製品」)については、厚生労働省令によりその品質や性能に関する基準が定められ、膜協会は、それを踏まえつつ安全性に一層配慮した自主基準を策定し、基準を満たした膜製品に認定を与えることにより、水道用膜製品の性能、品質等のさらなる向上を図っています。
当社は、本認定制度が始まった2001年から、認定を受けるための試験について、膜協会が定めたものとは異なる方法で行い、その結果を提出して膜協会の認定を受けていたことが発覚いたしました。

2.発覚後の対応について

当社は、9月12日に不適切行為が発覚した後、直ちに特別調査を開始し、その具体的内容、範囲、影響、経緯、原因などの究明に努め、11月28日に膜協会への第一報を、12月21日に詳細報告を行いました。これに対し、膜協会からは、同協会の規定に定める手続きに則り、認定取消を検討するとの連絡を受けております。
また、当社は、関係する当社製膜製品の安全性と性能、品質を検証した結果、既にプラントに導入されている膜製品も含め、対象製品は、いずれも厚生労働省令が定める基準を満たしており、ご使用を継続されることに問題はないことを確認しております。

3.今後の対応について

当社は、本件の経緯、原因に係る調査、対応策を含めた検討を継続しており、その結果については都度情報を開示するとともにご説明を行う所存です。
また、当社は、関係する当社製膜製品について、膜協会が定める方法に則した試験をあらためて実施しており、2024年3月中に完了する予定です。当社は、当該試験が完了次第、その結果に基づき、当該膜製品について、膜協会に対し再度認定の申請を行う予定です。

関係者のみなさまに多大なるご心配とご迷惑をおかけいたしますこと、あらためて深くお詫び申し上げます。

以上

ニュースリリースに関するお問い合わせ

日東電工株式会社 ブランドコミュニケーション部 広報グループ

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