日東電工株式会社(本社:大阪市、社長:髙﨑秀雄、以下Nitto)は、2016年にブリストル マイヤーズ スクイブ社(本社:ニューヨーク、CEO:Giovanni Caforio、以下、BMS社) と締結した、肝線維症・肝硬変を対象としたHSP47 siRNA製剤「ND-L02-s0201(BMS社開発番号:BMS-986263)」の独占ライセンス契約に基づく、所定のマイルストーンを達成いたしましたので、お知らせします。
HSP47 siRNA製剤「ND-L02-s0201」は、線維症の原因となるコラーゲンの生成や分泌を調整するHSP47(Heat Shock Protein47)を阻害するsiRNAを用いた核酸医薬です。NittoとBMS社は、2016年11月に、肝線維症・肝硬変を対象とした、HSP47 siRNA製剤「ND-L02-s0201」の開発、製造および販売に関する独占ライセンス契約を締結しております。今回、BMS社による研究開発が順調に進捗し、契約に基づく所定の目標が達成されたことにより、NittoはBMS社から一定額のマイルストーン収入を受領致します。なお、マイルストーン収入の詳細については、BMS社との契約に則り非開示とさせていただきます。
Nittoは、技術で未来を創造する高機能材料メーカーとして、新製品や新機能の開発を通じて、よりよい社会と環境の実現に貢献してまいります。
日東電工株式会社 ブランドコミュニケーション部 広報グループ