日東電工株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長兼CEO,COO:髙﨑秀雄、以下Nitto)とブリストル・マイヤーズ スクイブ社(本社:ニューヨーク、CEO:Giovanni Caforio、以下BMS)は、進行性非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)と肝硬変の患者様への新しい治療法となるsiRNAを用いた治療薬の開発、製造および販売に関する独占的ライセンスに加え、肺線維症及びそのほかの臓器線維症に対する独占ライセンス権を許諾するオプション契約を締結しました。Nittoが肝硬変を対象に治験を進めている開発製剤「ND-L02-s0201」を含む全世界を対象とする独占的な権利になります。なお、本契約は、米国ハート・スコット・ロディノ法での承認が条件となります。
「開発スピードを上げ、患者様に少しでも早く治療薬を届けるため、ブリストル・マイヤーズ スクイブによる開発加速に期待しています。今後Nittoは、早期に上市できるよう協力していくと同時に、本年米国に設立した日東バイオファーマ社を通じて、肺及びその他の臓器線維症の治療薬開発に引き続き取り組みます。」とNittoの代表取締役社長兼CEO,COOの髙﨑秀雄は述べています。BMSの取締役副社長兼CSOのFrancis Cuss(MB Bchir, FRCP)は、「線維化疾患における顕著なアンメット・ニーズに対応することは、持続的かつ多様な革新的医薬品のポートフォリオを構築するというブリストル・マイヤーズ スクイブの戦略の重要な一部です。私たちは線維化疾患の進行を停止または遅延させられる革新的なアプローチへの投資を続けていきます。Nittoとの提携によって、治療選択肢が現在存在しない進行性NASHおよびNASHに起因する肝硬変の患者さんの治療薬の開発を進められるのは喜ばしいことです。」と述べています。
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