日東電工株式会社(本社:大阪市 社長:柳楽幸雄、以下日東電工)は、この度スイスに「日東電工ヨーロッパテクニカルセンター」を設立しました。新会社は、スイス西部のローザンヌ工科大学(EPFL)内のイノベーションスクエアの中に設立し、大学周辺のネットワークを活用することで、環境とライフサイエンスにフォーカスした欧州での新規テーマの創出を進めます。新会社設立により、日本、米国、欧州(スイス)、アジア(シンガポール)の世界4極でのグローバルコーポレートR&D体制が確立しました。
2005年に欧州R&D委員会を編成し、欧州でのテクノマーケティング機能を主体としたR&D活動を開始し、7年間で様々なテーマの研究開発を担える体制へと発展してまいりました。
そこで次のステップとして、主にバイオベース材料技術を用いた環境とライフサイエンスにフォーカスした3~6年後の新規テーマの探索および創出、欧州におけるエリアニッチトップ製品の開発を加速させるために、全社技術部門の正式なR&Dセンターとして新設しました。
ローザンヌ工科大学は欧州トップレベルの大学で、世界中から優秀で多様な人材が集まっています。当大学と連携することで、より多くの新規テーマの創出を図ってまいります。
![]() ローザンヌ工科大学 イノベーションスクエアの外観 (©Alain Herzog / EPFL) |
日東電工株式会社 ブランドコミュニケーション部 広報グループ