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中国初の気管支拡張剤の経皮吸収型テープ製剤「阿米迪™」(アミディ)の販売を開始

日東電工株式会社(本社:大阪市、社長:竹本正道)は、このたび気管支拡張剤の経皮吸収型テープ製剤「阿米迪™」(アミディ)の中国での販売を開始します。本製品は日本、韓国での販売に続く中国でのはじめての皮膚に貼るタイプの長時間作用性β2刺激剤(*)であり、中国で患者数が増加している気管支ぜん息や慢性閉塞性肺疾患(以下COPD)(**)の治療に有効に使用できます。また日東電工としては、今回はじめて独自で医薬品の中国での輸入承認を取得し、中国の医薬品卸会社を通じての販売を行います。

(*)β2刺激剤とは、気管支平滑筋上のβ2受容体に結合し、平滑筋を弛緩させて呼吸機能を改善する薬物です。
(**)COPDとは、Chronic(慢性) Obstructive(閉塞性) Pulmonary(肺) Disease(疾患)の略で、肺への空気の出し入れが慢性的に悪くなり、ゆっくりと悪化していく病気です。これまで「慢性気管支炎」「肺気腫」と言われてきたものがほぼ含まれます。

開発の経緯

気管支拡張剤の経皮吸収型テープ製剤は、世界で始めて、日東電工株式会社とアボットジャパン株式会社が共同で開発した、貼付型の長時間作用性β2刺激剤であり、日本では「ホクナリン™テープ」の名称で1998年12月から発売されています。「ホクナリン™テープ」はその効果の持続性、使用の簡便性などから、代表的なぜん息治療剤として、多くの医師・患者さまに支持されています。弊社では、経済発展にともない気管支ぜん息やCOPDの患者数が増加している中国の医療現場においても、本製品は大いに貢献できるものと考え、2004年より独自に中国における臨床試験を実施し好成績を得ました。この結果をもとに、中国食品薬品監督管理局(SFDA)に対し輸入医薬品としての申請を行い、製品名「阿米迪™」として2006年11月に輸入販売の許可を取得しました。許可を得た製剤は、日本と同様、0.5mg, 1.0mg, 2.0mgの3用量であり、乳幼児から成人までの使用が可能です。

製品の特長

「阿米迪™」は、気管支拡張作用をもつ薬剤ツロブテロールが、粘着剤中に結晶体として存在し、粘着剤層から徐々に皮膚から吸収され血液中に移行していくように設計されているため、長時間呼吸機能の改善効果が期待されます。また1日1回皮膚に貼るだけという投与の簡便性に加え、高齢者や小児などの経口剤の服用が困難な患者にも適した製剤です。特に就寝前に貼ることで、ぜん息患者の呼吸機能が低下しやすい深夜から早朝にかけて薬物が最高血中濃度に達するように設計され、呼吸機能の低下を改善します。また血中濃度の過度の上昇を抑えることにより、全身性副作用も軽減されるように設計されています。

今後の展開

「阿米迪™」は、中国の大手医薬品卸会社を通じ、病院・薬局への販売を行います。本年は、北京・上海・広州の3大都市において販売を開始し、病院を通じて患者さまへの普及をはかります。引き続き3大都市周辺の都市また内陸部の大型都市にも、順次販売地域を拡大していく予定です。 

今後とも、独自の技術をベースに日米において供給または開発を進めている経皮吸収型テープ製剤の中国市場での販売を検討していきます。日本と同様中国でも、テープ製剤を広く普及させ、トップブランドを確立することを目指します。

製品写真

製品写真

日東電工は、液晶用光学フィルムのトップメーカーとして電子材料から医療材料まで幅広い分野で事業を展開しています。特に、経皮吸収型テープ製剤に関しては、世界に先駆けて開発に取り組み、日本と米国(Aveva Drug Delivery Systems, Inc)に開発および製造拠点を保有し、コントロールドリリース(放出制御)に最適な粘着剤合成をはじめ、安全性・安定性にすぐれた製剤設計の技術を確立しています。

ニュースリリースに関するお問い合わせ

日東電工株式会社 ブランドコミュニケーション部 広報グループ

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