企画展 第6回 屋外で活躍するテープ展
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耐候性とは、屋外の環境変化にどれだけ耐えられるのか、つまりどれだけ強いかをいいます。屋外環境の要因としては、主に雨水、紫外線、温度、湿度、冷熱サイクルといったものがありますが、これらの自然環境の下に長期間さらされても、劣化や変形、変色、変質が起こりにくい性質のことです。 Nittoではそんな”耐候性”にすぐれるテープを取り揃えています。
雨風にさらされ、直射日光を浴びつづける屋外の鋼構造物。
中でもウォーターフロントのコンビナートや発電所などは、潮風によるさらに厳しい環境のため、パイプ、架台などの防食が重要な課題です。
このような課題を解決するために、Nittoの屋外防食テープが活躍しています。
※ 防食テープは、必ず補助材料のプライマー(下塗り材)やトップコート(上塗り材)を併用することが前提となっています。
夏の日も雪の日も自動車は一年中外を走りつづけます。
そんな自動車の外装部品をしっかりと固定するために、雨風、温度の変化にも強いNittoのテープが使われています。
紫外線、雨水、温度、湿度、冷熱サイクルといった屋外の厳しい自然環境を試験機によって人工的に再現し、一定条件の下で製品にダメージを与えることで、製品の寿命を予測する試験を行っています。さらにこれに加えて、実際に製品サンプルを屋外に長期間放置し、自然環境から受ける影響を評価する屋外暴露試験もあわせて実施しています。
紫外線、温度、湿度などの屋外環境を設定し、劣化を促進させて寿命予測します。
40℃の温水中にサンプルを浸透させ、耐久寿命を評価します。
塩水を霧状に発生させてサンプルに降りかけ、状態の変化を評価します。
UVランプをサンプルに照射させ、紫外線劣化の進行を確認します。
温度と湿度を一定に保つボックスの中にサンプルを入れて変質しないか評価します。
製品の耐候性を確認するために、Nittoグループでは社内にある屋外暴露試験場で長期間に渡ってサンプルを設置し、検証を重ねています。
テストパネルを用いて一定の条件の下で耐久性を評価。
実物の配管に防食テープを巻きつけて屋外に晒し続け、劣化の度合いを検証。