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企画展 第13回 音とテープ展

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企画展 第13回 音とテープ展

騒音の種類と
防音材料

騒音は、空気伝播音固体伝播音に分類することができます。
また、効果的に防音対策を行うためには、騒音の伝播経路や発生要因を特定することが重要です。

防音対策材料としては、「遮音材」「吸音材」「制振材」「防振材」が挙げられますが、
騒音要因に応じて、これらの材料を選定することになります。
空気伝播音に対しては、「遮音材」「吸音材」、固体伝播音に対しては
「制振材」「防振材」を使用して騒音対策を行います。

騒音の種類と防音材料

防音処理例(モーターなど)騒音源に応じて防音対策を実施
(材料選定・評価技術)

静かにするテープ
「レジェトレックス」

レジェトレックスには「制振」の効果があり、固体伝播音を防ぐことができます。

防音のしくみ

振動を抑えられるしくみをみてみましょう。

  • 静かになるシートなし振動を吸収する層が無いと、鋼板に振動がそのまま伝わり、騒音となります。
  • 静かになるシートあり粘弾性層が振動エネルギーにより変形し、
    熱エネルギーに変換することで音を低減します。
    ※拘束層(アルミ・ガラスクロス):粘弾性層の振動エネルギーによる変形を促進します。

こんなところに
使われています。

  • 自動車ドアのルーフなどの鋼板部分や
    スピーカー周り
  • 住宅、建築用材料金属屋根や、シャッターボックスなどの
    鋼板部分
  • 家電洗濯機や掃除機や
    エアコンの室外機など

なぜ使われるのでしょうか?

鋼板の振動を抑えたり、振動によって起こる騒音を抑えるために使われています。

自動車ドアを開閉する時の振動音を抑えるため自動車ドアを開閉する時の振動音を抑えるため

雨が降った時の出窓の雨音を抑えるため雨が降った時の出窓の雨音を抑えるため

洗濯をする時の振動や騒音を抑えるため洗濯をする時の振動や騒音を抑えるため

  • 「高機能制振材 レジェトレックス」製品ページはこちら
  • ※この製品は、Nittoによる直接販売はしておりません。

異音防止テープ
「ニトフロン
/No.440シリーズ」

接触した物と物とがこすれあって発生する音を「擦過音」といいます。
ふすまなどの横引き戸を開けるとき、ふすまと敷居が擦れ生じる音が典型的な例です。
異音防止テープ「ニトフロン/No.440シリーズ」は、金属表面の凹凸が衝突する時、
滑りにより衝撃が軽減されるので振動の発生が抑えられ、振動が空気に伝わらず、擦過音を防止できます。

擦過音例えば金属同士を擦ると表面凹凸が衝突し振動が生じます。この振動が空気に伝わって擦過音が発生します。

対策方法

  • 潤滑油潤滑油を金属同士の間に塗ると、表面凹凸が衝突するとき潤滑油の滑りにより衝撃が軽減するので、振動の発生が抑えられ空気へ振動が伝わらず擦過音を防止できます。
  • 滑るテープ(ニトフロン・NO.440)滑るテープを間に貼ることで、潤滑油と同様に金属表面の凹凸が衝突する時、滑りにより衝撃が軽減されるので振動の発生が抑えられ、振動が空気に伝わらず、擦過音を防止できます。

防音のしくみ

結晶性高分子の結晶部・非晶部モデル

高分子とは・・・原子の数が千個程度以上つながった長い鎖状の分子のこと。
長い鎖状のものを分子の鎖が折りたたまれている部位が結晶部で、分子の鎖が折りたたまれない部位が非晶部です。

  • 結晶部が多い材料結晶部(結晶度が高い)が多いと、分子がぎゅっと固まり、素材は固くなります。異音防止テープの素材であるPTFE、超高分子量ポリエチレンは結晶部が多いので相手材に絡まず摩擦抵抗が小さくなり、良く滑ります。
  • 非晶部が多い材料非晶部は長い鎖が自由に動くので素材としてゆるくなります。
    ゆるい分子は相手材に絡もうとするので、非晶部が多いと摩擦抵抗が大きくなります。

こんなところに
使われています。

  • 自動車シートレバーやドアトリムの摺動部
  • 家電カメラモニターヒンジやノートPCヒンジ
  • 産業機器シューター、ホッパーの滑り
    輸送コンベアガイドの滑り
  • 住宅軽鉄下地組の擦過音対策や
    ふすま下部のふすま縁滑り

なぜ使われるのでしょうか?

すべりを良くする事で振動によって起こる擦過音を抑えるために使われています。

ノートPCの開閉時の異音を抑えるためノートPCの開閉時の異音を抑えるため

ふすまのすべりを助け擦過音を抑えるためふすまのすべりを助け擦過音を抑えるため

  • 「ニトフロン」製品ページはこちら
  • 「NO.440」製品ページはこちら

ほかにもある!防音製品

空気伝播音対策に使われる「吸音材」のエプトシーラー

テープではありませんが、防音効果のあるNitto製品がほかにもあります。吸音材のエプトシーラーです。
吸音とは発泡体のような多孔質材料の内部に音が入り込み、
拡散することで音のエネルギーが熱エネルギーに変換され、反射する音が小さくなることを言います。

防音のしくみ

気泡が連続して繋がっている発泡体(ポリウレタン発泡体など)は音が透過しやすく吸音に不利です。
エプトシーラーは他の気泡とは繋がってない独立した気泡や、
連続した気泡が混ざっているため、侵入した音は、透過しにくく、気泡の壁を振動させ、
粘性抵抗、摩擦熱などの熱エネルギーに変換され、吸音に有利です。

  • ポリウレタン発泡体気泡がつながっているため「漏れ」が発生
  • エプトシーラー気泡の壁が水、気体、音を遮断・吸収

こんなところに
使われています。

  • 自動車ドア内蔵型スピーカー
  • 自動車ドア内部
  • 冷蔵庫コンプレッサーの吸音
  • 「吸音材エプトシーラー」製品ページはこちら

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