日東電工株式会社(本社:大阪市、社長:柳楽幸雄)と大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、社長:多田正世)は、経皮吸収による統合失調症治療剤として、非定型抗精神病薬「ロナセン™」(一般名:ブロナンセリン)のテープ製剤の第Ⅱ相試験に着手いたしましたのでお知らせします。
健康成人を対象に実施した第Ⅰ相試験において、テープ製剤の単回および反復投与によりブロナンセリンの良好な経皮吸収性を確認することができました。この結果を受けて両社は、最適な貼付条件を検討するため患者さんを対した第Ⅱ相試験を開始いたしました。
世界初となる統合失調症治療用テープ製剤の実用化に向け、患者さんやご家族、介護者の皆さまのご期待に応えられるよう、両社は迅速な開発に取り組んでまいります。
・投薬期間中安定した血中濃度を維持することができる。また食事の影響を受けにくい。
・経口投与が困難もしくは経口投与を希望されない患者さんに新たな治療の選択肢を提供する。
・投薬状況を視覚的に確認できる。
日東電工株式会社 ブランドコミュニケーション部 広報グループ