1918年、電気絶縁材料の国産化を実現するという志のもと、
東京大崎にて創業いたしました。
Nittoグループは、お客様とともに歩み続け、
様々な製品を提供しグローバルに事業を展開しています。
これからも社会の変化をチャンスと捉え、驚きと感動を次々と生み出し、
社会に認めていただける価値を継続的に創出してまいります。
Nittoは、まだ誰も挑戦したことのない分野においても、
少し先の未来に想いをはせながらチャレンジを続けています。
Nittoは世の中のニーズに目を凝らし、
確かな技術と発想で、 数々のイノベーションを
生み出してきました。
Nittoは1918年の創立以来、基幹技術をベースに
製品を生み出し
新しい発想で
お客様の価値創造に貢献し続けています。
テープに使われている粘着剤は、接着剤と違い、貼った瞬間から固着機能を発現するため、その利便性から多くの用途で使用されています。
使用する環境に合わせ、あらゆる状況下でしっかりくっつく粘着剤を設計しています。
また、はがすことができることも粘着剤の大きな特徴です。
必要な時にしっかりとくっつき、ダメージなく簡単にはがすことができるような粘着力制御技術や、「捕る」「守る」「耐える」などのさまざまな機能を持った粘着剤を開発しています。
塗工とは、基材(支持体)上に色々な材料を塗布することであり、様々な機能を持たせることができます。サブミクロンレベルの薄膜塗工や、絵柄の塗工、積層、立体的な凹凸膜の形成や多孔膜など様々な塗工方式を駆使し、フィルム、シート上にいろいろな機能層を形成することができます。
また、薄層を形成するための材料の重合、分散、混合技術などを持ち、フィルムのハンドリング技術、ラミネート技術等を駆使し、高機能フィルム、粘着シートを作り出しています。
高分子の材料技術、プロセス技術を組み合わせて様々な機能をもった製品を生み出します。合成、重合による機能性高分子の作成とあわせ、無機材料との融合やポリマーアロイ、ブレンドなどにより高機能な高分子設計が可能です。
また、これらの材料を延伸、多孔化、表面改質などのプロセス技術と組み合わせることで、多種多様な機能性材料を生み出します。
※アニメーションは、光を制御する技術の例です。この他にも、空気は通すが水は通さない、光は通すが熱は通さない等、様々な技術を開発しています。
確かな技術と信頼性をお届けするために、原因から結果予測まであらゆるものを見つめて未来を拓きます。分析、評価、シミュレーション技術を製品設計に用い、完成製品の性能評価、耐久性分析によって信頼性の高い製品を提供します。また、実際に製品が組み込まれた状態での実用特性を評価することによって最適な使用環境、使用方法、製品を提案することができます。
※アニメーションは、自動車の音響評価の事例です。
時代と場所が変われば、ニーズも多様に変化します。
NittoはグローバルニッチトップTM戦略・
エリアニッチトップTM戦略のもと、
グローバルシェアを伸ばし、
世界各地で新しい価値創造へチャレンジし続けています。
※2023年4月現在
私たちを取り巻く社会や産業は、
日々変化を続けています。
Nittoは将来の大きな環境変化を見据え、
3つの重点領域を戦略的に強化し、
新たな事業の創出に取り組み続けていきます。
IT 技術がより社会に浸透し、携帯端末や高速通信などの分野でより高度な技術や部材のニーズが高まっています。Nittoでは高精度基板やデータセンター向けの電子材料、半導体プロセス材料を成長ドライバーとして積極的に市場展開していきます。また、プラスチック光ファイバーなどの実用化を通して、スマート社会の実現に貢献していきます。
自動車を中心にエンジンからモーターへと劇的に変わりつつあります。それに伴い、車載装備のエレクトロニクス化が顕著です。モビリティの安全性、効率性、居住性等に貢献する新製品を投入し、安心で利便性の高い生活の実現に貢献していきます。また、自動運転技術に欠かせないセンシングユニットに使用される電波吸収体など、CASE(コネクティッド、自動運転、シェアリング、電動化)分野に向けて、エレクトロニクス関連部材や機能性部材を積極的に展開していく考えです。
Nittoグループは早くから医薬分野を開拓してきました。現在、ニッチ分野である核酸医薬の分野で創薬を手掛けているほか、米国で医薬品受託製造の事業を展開しています。また、医療だけでなく、生活の質や清潔・安全意識の向上が高まる中で、紙おむつやマスクなどの衛生材料向けの部材、排水の再利用や有害物質を除去する水処理用のメンブレン膜モジュールなど、人々の生活に欠かせない製品等の提供も通じて、健やかで快適な暮らしに貢献していきます。
Nittoグループは、お客様のお役に立つ製品・
システム・アイデアを、
徹底して追求する姿勢を
常に忘れずにいたいと考えています。
各事業や企業情報は下記よりご覧ください。
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