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テープとくらし館

仕事や勉強がグッとはかどる! めざせ、ふせんマスター!仕事や勉強がグッとはかどる! めざせ、ふせんマスター!

本やノートのしおりとして。もしくは、ちょっとしたメモ書きをどこかに貼っておく。ふせんの使い方といえばこのくらい……という考えは、もう古いのかもしれません。種類豊富なふせんは、その使い方も千差万別。いろんな使い方を知っておけば、仕事や勉強にプラスになること間違いなし!見て楽しい、使って楽しい、ふせんのあれこれをまとめました。

※当サイトのコンテンツは各ページ公開時点の内容です。取扱いを終了した製品名や画像が含まれている場合がございます。

ふせんは偶然の産物だった

今や、文房具の中でも定番アイテムとして身近に存在するふせん。ただ、その誕生は「偶然」であったということを知っていますか?
ふせんが生まれたのは1968年。アメリカのとある化学メーカーの研究員が、日々強力な接着剤を開発しようと研究を続けていました。すると、あるとき偶然にも逆に接着力が非常に弱い接着剤が完成。何にも使えないこの接着剤は、当然失敗作としてしばらく放っておかれてしまいました。
ところが数年後、同僚の研究員がその画期的用途を思いつきます。教会の合唱団に所属していた彼は、賛美歌集に挟んでおいた紙のしおりが、ページを開いた瞬間すぐにヒラヒラと落ちてしまうことに度々不便を感じていました。そこで「紙のしおりにあの接着剤が使えるのではないか」とひらめきます。後に製品化され、世界中で大ヒットとなったのが「ふせん」というわけです。
求めていたものとは違う結果だったときに、そこに別の価値を見出す能力のことを「セレンディピティ」といいます。このふせんの話はまさにセレンディピティそのものであり、その代表的な事例として今でもビジネスの世界などさまざまな場面で語られています。

使い方は驚くほどたくさんある

ふせんの使い方は、本のしおりやメモばかりでなく、実は驚くほど多くのバリエーションがあるのです。その一部をご紹介します。
例えば、仕事で。作業に優先順位をつけながらそれをリスト化し、順にこなしていくという進め方をしているなら、ぜひふせんを使ってみましょう。ポイントは、色分けできるということ。すぐにやらなければいけない作業はピンク、1週間程度余裕があるものはイエロー、ある程度時間がかかっても大丈夫なものはブルーなど、例えば緊急性ごとにグループ分けすれば、どのように仕事に取り組むべきかがひと目で判断できます。作業をこなしていくごとにふせんを剥がしていく感覚は、ちょっとした達成感となるはずです。
他にも、席を外している人への伝言はもちろん、買ってきたお土産を会社内に置いておく際にふせんでひと言添えるなど、コミュニケーションツールとしての活用も目立ちますね。
また、クリアファイルの仕分けをするのに、裏面に項目名を書いて内側から貼っておくといった意外な活用法もあります。
次に、勉強で。ここでは、教科書や問題集に直接書き込まなくていいということが役立ちます。例えば、問題集を一度解いてみて、不正解だった部分にふせんを貼っておくという使い方。不正解だった原因をふせんに書いておくと、次への対策になります。これを直接問題集に書いてしまうと見た目がごちゃごちゃしてしまい、見る気が失せてしまいますよね。これも、理解ができたときに剥がせるという達成感が味わえ、問題を解くのが少し楽しくなります。
さらに、キッチンでは賞味期限をメモして食品に貼る、買うものをメモして冷蔵庫に貼るなど、ふせんは使う時間と場所を選びません。

全員のアイデア整理に「ふせんミーティング」

仕事でぜひ試していただきたいのが、ふせんを使ったミーティングです。特に、ブレストなどのアイデア出しのミーティングでその真価を発揮します。同時にホワイトボードなどを用意すると尚良いでしょう。
思い浮かんだことをどんどん言葉にするブレストでは、効率的なメモがとりにくいですし、その後に整理するのも大変です。そこで、1アイデアごとにふせんで書き留めておけば、後々アイデアをグループ分けすることが簡単。似たようなアイデアは近くに貼ったり、同じようなアイデアがあれば剥がしたり、非常に使い勝手が良いはずです。さらに色を使い分ければ、そのアイデアの方向性などをわかりやすく明示することができます。

逆転の発想!? 今話題の「ふせんノート」がすごい

「ふせんノート」とは、ノートに直接書かずに、すべてふせんに書いたものを貼って構成されたノートのことを指します。
普段ノートをとっていると「さっきのこの部分、こう書いておけばよかった……。全部消すわけにいかないし……」などと後悔することも多いのではないでしょうか。でも、ふせんに書いてあれば、後からノートの整理がしたくなったときに簡単に対応できるのです。見た目がカラフルであるため、見るのが楽しくなる効果もあるんだとか。
こちらも、自分で色使いにルールを決めておけば、さらにわかりやすいノートとなるでしょう。

まとめ

最近では、多種多様な色や形状のふせんが登場しています。
使い方次第でどんどん可能性が広がるふせん。
ここで紹介した方法以外にもいろいろと試していただき、ぜひ、ふせんマスターをめざしてみてくださいね。

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