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ニュースリリース 2016

2016/05/10

新しい経皮吸収投与システム「Nitto Passport® System」の実用化を加速 第一三共株式会社とパートナーシップ契約を締結

日東電工株式会社(本社:大阪市、社長:髙﨑秀雄、以下Nitto)は、第一三共株式会社(以下、第一三共)とNitto独自の経皮吸収技術「Nitto Passport® System」に関するパートナーシップ契約を締結しましたのでお知らせします。
この契約により、Nittoは第一三共が保有する特定の化合物に限定して「Nitto Passport® System」の独占的使用権を提供し、米国での臨床試験に向けた本投与システムの開発、製造に本格的に取り組みます。
「Nitto Passport® System」は注射や点滴に限定されていた薬物の経皮投与が期待でき、患者様ご自身での投与といった利便性向上も実現します。更に、従来の投与方法では医薬品にすることが難しい薬物の新たな可能性を拡げます。
Nittoは第一三共とのパートナーシップ契約を通じて本投与システムの実用化を加速してまいります。

<背景>
Nittoは、薬物を皮膚から吸収して患部に届ける経皮吸収型テープ製剤を開発、製造しており、喘息治療用気管支拡張薬や狭心症治療薬などの全身性テープ製剤で世界トップクラスの数量シェアを有しています。経皮吸収型テープ製剤には、患者様の服薬アドヒアランスを向上させるとともに、安定した血中濃度の維持による副作用の軽減などのメリットがありますが、適用できる薬物に限りがありました。
そこでNittoは、経皮吸収薬に適用できる薬物の範囲を広げるアクティブTTS技術「Nitto Passport® System」の確立と開発を行ってまいりました。

<Nitto Passport® Systemの特長>
「Nitto Passport® System」とは痛みなくかつ安全に皮膚表面に微細な孔を開けるマイクロポレーション技術と、粘着テープに薬物を加えて皮膚に貼付する技術を組み合わせた新しい経皮投与技術です。これまで皮膚から吸収されなかったペプチドや核酸、タンパク質のような高分子のバイオ医薬品や親水性薬物を皮膚から吸収させることが可能で、従来、注射や点滴に限定されていた薬物に新たな投与方法を提案します。孔の数やサイズ、テープ製剤の組成をコントロールすることにより、注射のように短時間で吸収させたり、長時間にわたって放出することも可能です。

<今後の展開>
Nittoは今後も独自の「Nitto Passport® System」の特長を活かして、通常の投与方法では医薬品化が困難な化合物の新薬創製、安定した血中濃度の維持や患者様の利便性向上による医薬品の価値向上に製薬会社様と協力して取り組み、ライフサイエンス分野におけるお客様の価値創造に貢献してまいります。

*アクティブTTS技術「PassPort™ System」に関して:
http://www.nitto.com/jp/ja/press/2012/0425.jsp

ニュースリリースに関するお問い合わせ

日東電工株式会社 ブランド戦略部
TEL:06-7632-2101
FAX:06-7632-2568
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こちらで掲載されている情報は発表日現在の情報です。他のメディアなどで御覧になった情報と内容が異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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