本文へリンク

ニュースリリース 2012

2012/04/25

新しい経皮吸収型テープ製剤の展開を目指す

米国「Altea(アルティア) Therapeutics社」の資産を買収

日東電工株式会社(本社:大阪市、社長:柳楽幸雄、以下日東電工)は、米国の経皮吸収型医薬品の技術開発会社である「Altea(アルティア) Therapeutics社」(本社:米国ジョージア州、以下Altea社)が保有するアクティブTTS技術に関するすべての特許や商標などの知的財産、及び実験装置などの資産を獲得しました。この資産獲得により、従来は技術的にテープ化が困難であった高分子量の医薬品などを経皮吸収型テープ製剤化することが可能となり、将来の高度な医療ニーズに応え、人々のQOL(Quality of life)の実現に貢献してまいります。 
*アクティブTTSとはActive Transdermal Therapeutic Systemの略で、物理的な吸収促進手法により、 
薬物の経皮吸収を促進する方法です。

資産買収の目的

日東電工は、薬剤を皮膚から吸収して患部に届ける経皮吸収型テープ製剤を製造しており、喘息治療用気管支拡張薬や狭心症治療薬などで、世界トップクラスのシェアを有しています。しかし、一般的な経皮吸収型製剤技術では、適用できる薬物が脂溶性で低分子量のものに限定されていました。 
今回、獲得したAltea社の保有するアクティブTTS技術「PassPort™ System」 は、これまで困難だった高分子医薬の経皮吸収型テープ製剤への適用を可能にし、従来、注射や点滴といった処方しかできなかった薬に新たな投与方法を提案することで、従来のラインナップに加え、新規の経皮吸収型テープ製剤の開発を目指していきます。

PassPort™ Systemの特徴

「PassPort™ System」とは熱線により、無痛かつ安全に皮膚表面に微細な孔を開けるマイクロポレーション技術と、テープに薬剤を入れて貼り付けるパッチ技術を組み合わせた経皮薬剤投与技術です。これまで皮膚から吸収されなかったペプチドやタンパク質のような高分子や親水性薬剤を皮膚から吸収させることが可能で、開ける孔の数やサイズ、パッチの組成をコントロールすることにより、注射のように短時間で吸収させたり、長時間にわたって放出することも可能です。 
また、小型で取扱いが容易な装置を用いるため短時間(ミリ秒単位)で角質への穿孔が完了し、簡便に薬剤パッチを貼付できることから、操作性にも優れています。

PassPort™ Systemの特徴

Altea社の概要

本社:米国 ジョージア州 アトランタ
設立:1998年
事業内容:経皮吸収型製剤技術の開発
主要技術:アクティブTTS「PassPort™ System」

ニュースリリースに関するお問い合わせ

日東電工株式会社 ブランド戦略部
TEL:06-7632-2101
FAX:06-7632-2568
ご注意
こちらで掲載されている情報は発表日現在の情報です。他のメディアなどで御覧になった情報と内容が異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

ページトップへ戻る