大画面化するLCD TVでは、前面パネルの化粧板も大型化しています。
化粧板には金属材料やガラスなどが、LCD TV筐体樹脂にはPCABS、ABS、ポリスチレンを用いることが一般的です。LCD TV筐体に化粧板を貼り合わせる設計において、両材料の熱膨張係数の違いから、温度変化により貼り合せ部に長さ方向の歪が生じます。この歪長さは、大画面化に伴って大きくなり、設計の自由度が狭められます。
ハイパージョイントは柔軟かつ強靭なアクリルフォーム基材を使用することで、異種材料間に生じる歪を吸収し、接着の信頼性を高めています。
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