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加熱剥離型粘着シート

登録・特許番号

Patent No.5689336

課題

加熱剥離型粘着シートを使用する際に、被加工物の違いや工程の違い等に応じて予定される加熱剥離型粘着シートを間違えて使用することがあった。このため、このような間違いが生じないために、被加工物や工程の違いに応じて、使用できる加熱剥離型粘着シートを明確に確認することが必要であった。また、無色透明な加熱剥離型粘着シートの場合、被加工物に正確に貼り付けたかを確認することが困難であった。 また、加熱剥離型粘着シートの粘着剤層を単に着色しただけでは、電子部品等の被加工物表面に着色剤に由来する金属イオンが付着して、電子部品を汚染し損傷を与える恐れがあった。

筆頭請求項

基材の片面又は両面に熱膨張性微小球、顔料を含有する1層の熱膨張性粘着層が設けられ、全光線透過率が50%以上であることを特徴とする加熱剥離型粘着シート。

発明の効果

本発明は、顔料を添加するテープの識別性を向上させることにより、本発明の加熱剥離型粘着シートを用いて、複数種の被加工物を加工する場合、被加工物の種類毎に色が異なる加熱剥離型粘着シートを対応させて用意しておく。このような準備をした後に被加工物 の加工を行うと、使用時において、被加工物に適切な加熱剥離型粘着シートに識別性を持たせることができ、これを間違えることなく使用することができるので、より確実に被加工物を加工することができる。加えて、被加工物に貼りつける際には、着色された加熱剥 離型粘着シートによって正確に貼付けたかどうかを確認することが容易である。  且つ、添加量調節による金属イオン量の制限を行い、電子部品(被加工物)への影響を低減させている。さらに、本発明において加熱剥離型粘着シートは、それを貼付けて剥がした後に、熱膨張性粘着層から被加工物への金属転写量が特定の値以下という極めて転写量が少ないものであり、金属イオンによる電子部品のショート等の悪影響を防止するという効果も奏する。