ENVIRONMENT働く環境を知る
ダイバーシティ&インクルージョン
Nittoグループでは、国籍や文化、性別、年齢、雇用形態が異なるさまざまな人財が世界各地で働いています。
日本の労働生産人口が減少するなか、長期的な視点を持って、
性別や国籍にとらわれない採用による雇用拡大を図っています。
さらに「生産性向上」「働きやすさ」「働きがい」の観点で環境整備を一層押し進め、
多彩な人財による多様な視点を経営に活かしながら新しい価値を創造するダイバーシティ経営を推進しています。

■イノベーションの創出
多様で優秀な人財からもたらされる新たなアイデアによる
イノベーションの創出と長期的な成長性の向上
■競争力の向上
市場環境や顧客ニーズなど様々な変化に対して、
多様な発想で迅速かつ柔軟に対応することで競争力を強化
■人財の確保
労働生産人口が縮小するなか、長期的な視点を持って
雇用拡大を図り、安定的な事業活動を継続する必要性
Nittoグループでは、女性の活躍を重点的な取り組み課題と認識しており、2030年には女性管理職比率を現在の2倍に引き上げる目標を設定しました。これに向けて、日本国内では、女性採用の拡大、出産・育児などのライフイベントに際した支援、および継続したキャリア開発支援を行っています。


女性が男性と同様に管理職/管理職(候補)として活躍できる環境の整備を行う。
- 計画期間
- 2021年4月1日~2023年3月31日
- 目標
- 2030年に管理職(課長職以上)に占める女性割合を10%以上にする。
2023年に男性の育休取得率を30%以上にする。 - 内容
①管理職女性への教育、および管理職登用前(係級)への教育を行い、
リーダーシップ意識の醸成➁ライフイベントに伴う退職者、コース転換者の減少を目的に
ワークライフバランス向上に向けた取り組み
障がい者雇用においては、日本の主要拠点に設立した特例子会社を中心に、「自立の意欲ある障がい者と障がい者に理解ある高齢者が協働し、仕事を通じて無限の可能性にチャレンジできる企業を実現し社会に貢献する」という姿勢を貫いています。
各拠点でそれぞれ地元の障がい者を継続的に雇用し、保護者、特別支援学校、支援機関、行政、地域住民の方々、Nitto関係者と密に連携し採用・定着活動を実施しています。また、講演会での発表、見学や実習の受け入れ、他社支援で地域での障がい者雇用活動にも貢献しています。
2021年7月時点での障がい者雇用率は約3.6%(日本国内グループ)となっており、雇用率4%達成を目標に今後も積極的に活動していきます。
日東ひまわりグループ概要


国内Nittoグループでは、60歳定年後においても健康で意欲のある方に関しては、長年の会社生活における経験や知識を一戦力として発揮してもらえる環境を整えています。高い成果を発揮した場合には相応の処遇となる設計としており、モチベーション高く就業できるようになっています。
2012年より海外の大学生や日本への留学生を毎年継続して採用しており、グローバル色豊かな人員構成が形成されつつあります。国内外の大学との連携をさらに深めるとともに、海外でのリクルート活動も積極的に行い、より若手人財層の強化と組織の多様性を高めるべく、さまざまな取り組みを実施しています。
また、社内で「異文化研修」を広く展開し、従業員間の意識を高めています。
多様な人財が活躍できる会社となるよう、LGBTQ等性的マイノリティに関する取り組みを推進しており、ライフイベント関連の制度適用の検討なども進めています。