Nittoグループで過去に発生した災害を分析すると、挟まれ、巻き込まれ、切れ等の災害が比較的多く発生しています。それらの災害を疑似的に体感する体感型安全教育により従業員の安全意識の醸成に取り組んでいます。 そのために、主だった拠点に体感装置を設置した教育室を用意しています。また、教育室を有しない拠点には、体感設備を搭載した体感型安全教育車が巡回して教育を行っています。
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プレス機によって発生する挟まれ災害の危険性を学ぶ装置。 安全距離を変えることのできるライトカーテンにより、適切な安全距離によって安全が確保されることを体感する。 この教育により、安全装置の適切な設置が重要であることを理解する。 |
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ポンプやファン等の駆動部のチェーンによって発生する巻き込まれ災害の危険性を学ぶ装置。 チェーンとスプロケットの間に割り箸を入れ、巻き込まれた際の衝撃を体感する。この教育により、メンテナンス時に電源を切ることの重要性を理解する。また、メンテナンス中に他者が誤って設備を稼働させないための教育も行っている。 |
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回転している2本のロールによって発生する巻き込まれ災害の危険性を学ぶ装置。 模擬手を用い、ロールに巻き込まれたときに、手がそのまま巻き込まれてしまうことを体感する。この教育により、掃除やトラブル対応時には機械を停止して作業することの重要性を理解する。 |
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回転しているロールとシートによって発生する巻き込まれ災害の危険性を学ぶ装置。 模擬手を用い、シートとロールに巻き込まれたときの力の強さを体感する。この教育により、稼働している設備へ手を出さないことの重要性を理解する。 |
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上下で作動する刃物設備が持つ危険性を学び、安全カバーや安全センサーについて学ぶ装置。 危険源に届かなくすること、また設備が止まらないと開かないことで安全を確保することができる安全カバーおよび安全センサー設置の重要性を理解する。 |
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