鋼板が薄くなればなるほど、問題となる剛性の低下。こうした問題を解決するのが、独自の粘着技術と高分子技術を活かして開発した補強材「ニトハード™」です。ガラスクロスにエポキシ樹脂を塗布したシートで、曲面にもしっかり密着。製造工程の中で熱にさらされると発泡し、硬くなって、鋼板を部分補強。自動車を軽く強くする役目を果たしています。
地球環境を考える上で、自動車の燃費改善は重要なテーマ。そのために自動車を軽量化する取り組みが行われたのですが、鉄板を薄くしながら強度を保つことが課題になりました。そこでNittoは、貼るだけで薄い金属板を硬くする補強材「ニトハード™」を開発。軽さと強度を両立し、地球にもやさしい自動車を、車体の裏側から支えています。
「熱」をきっかけに機能を発揮するテープがあります。機能を発揮するメカニズムと共に熱で変化するテープを紹介します。