日東電工グループ CSR & アニュアルレポート 2012
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CSR & Annual Report 20128 ステークホルダーの皆様へ2012年度は「克(か)つ年」。創業の原点に立ち返り、お客様に喜んでいただける新たな価値を生み出すため、己に克ち、かつ環境変化も克服していきます。日東電工株式会社 代表取締役 取締役社長 株主・投資家様、お客様、お取引先様、地域社会の皆様には、日頃からのご理解とご支援を賜り、厚く御礼を申し上げます。日東電工グループを代表して、2011年度の報告と、2012年度の方針をお伝えいたします。2011年度業績について2011年度の経済環境は、東日本大震災の影響による悪化から回復の傾向が見られましたが、欧州財政危機の深刻化や急激な円高に加え、タイ国洪水の影響などにより不安定な状況で推移しました。日東電工グループは、2011年度を新たな成長に向けて「挑む年」として新製品や新ビジネスモデルの創出など新しい価値の創造を目指して対応しました。液晶表示用材料は、市場成長の著しいスマートフォン(多機能携帯電話)やタブレットPC向けに差別化ができており、優位性のある製品を拡販しました。インダストリアルテープは、グローバル展開を強化して中国、インドなどの新興国において「エリアニッチトップ戦略」を推進しました。しかし、年度前半の自動車生産台数の減少やエレクトロニクス業界向け製品の需要減速と価格低下、および円高の影響を受け、厳しい業績となりました。結果、2011年度業績は、売上高6,076億円(2010年同期比4.8%減)、営業利益564億円(2010年同期比33.7%減)となりました。2012年度業績について2012年度の経済環境は、欧州債務問題の長期化、先進国における財政問題の深刻化、原油価格の高騰等の景気下押しリスクがある一方で、新興国の経済は成長することが期待されます。このような状況下、インダストリアルテープにおいては、自動車業界向け製品が、東日本大震災やタイ国洪水の影響からの回復により、順調に推移する見込みです。オプトロニクスにおいては、液晶表示用材料と、液晶パネルおよびタッチパネル向けテープ製品を中心に、スマートフォンやタブレットPCでの需要増加が引き続き見込まれることから、堅調に推移する見通しです。メディカル&メンブレンにおいては、強みを活かせる分野への絞り込みを行うことなどにより、収益力を改善します。2012年度業績は、売上高6,600億円(2011年同期比8.6%増)、営業利益710億円(2011年同期比25.7%増)を見込んでいます。2012年度の取り組み日東電工グループは、2012年度を「克つ年」と位置付け、3つの課題に取り組みます。1つ目は、「多軸の創出」です。お客様に喜んでいただける価値を創造するためのテーマを数多く作りだし、事業化を進めます。国やエリア、あるいは社内の固有トップメッセージ

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