日東電工グループ CSR & アニュアルレポート 2012
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CSR & Annual Report 201222メンブレン事業メンブレン(高分子分離膜)事業は、海外の海水淡水化プロジェクト案件の延期や規模縮小があったことに加え、日本国内の電子産業向け超純水の新規案件の低迷や欧州の景気悪化の影響により、全体としては厳しい業績となりました。メンブレン事業は、「グリーン・クリーン・ファイン」における「グリーン」の中心となる事業と位置付けており、逆浸透(RO)膜を中心とした水処理事業に加え、限外ろ過(UF)膜や精密ろ過(MF)膜の品揃えを強化することにより、従来より幅広い市場への製品展開を実施しています。その取り組みの一環として、シンガポールの中空糸製造販売会社メムスター社と、委託生産及び製品供給における業務提携契約を締結しました。こうした取り組みにより、中国をはじめグローバルに排水処理や工業用途に向けた水処理事業の拡大を図っていきます。世界の水不足はますます深刻化することが予想されますが、今後も水処理膜を通じて世界の水不足に貢献していきます。事業活動圧力変換機海水塩水真水淡水電力電力タービン正浸透膜フィルターフィルター●ノルウェーのスタットクラフト社と浸透膜発電の共同技術開発契約を締結2011年6月、日東電工と100%子会社のハイドロノーティクス社は、ノルウェー国営の大手電力会社スタットクラフト社と、浸透膜発電のパイロット機を2015年に稼働させることを目指し、新規浸透膜発電の共同技術開発契約を締結しました。再生可能エネルギーの分野で世界をリードするスタットクラフト社と、膜処理技術で世界トップレベルの技術を有する日東電工グループの提携により、天候に左右されることなく、クリーンで環境負荷の少ない次世代の再生可能エネルギーを作り出せる浸透膜発電の実用化を目指していきます。■浸透膜発電の仕組み

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