日東電工グループ CSR & アニュアルレポート 2012
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CSR & Annual Report 201221場および隣接する新興市場である中近東や北アフリカなどでの事業拡大を加速させるため、トルコの工業用テープ市場でトップシェアのベント社を買収しました。製品の品質、価格、機能のみならず、知的財産や規格化、供給方法などサプライチェーン全体からみた差別化を図り、事業拡大を目指していきます。メディカル事業メディカル事業は、国内市場向け経皮吸収型テープ製剤の製造拠点(宮城県大崎市)が、東日本大震災により被災したものの、総力をあげて復旧活動を行った結果、4月中には生産を再開し、震災後の需要回復に追随することにより堅調に推移しました。また、昨年より当社グループの一員となった核酸医薬の製造受託分野トップである米国の日東電工アビシア社の事業拡大にも注力しました。一方、米国のテープ製剤会社では、品質管理向上活動に専念するため自主停止していた生産を部分的に再開しましたが、その影響は大きく、厳しい状況が続きました。このため全体として極めて低調な業績推移となりました。なお、米国のテープ製剤会社を2012年3月末にカナダの医薬品会社アポテックス社に譲渡しました。このような厳しい状況下ではありましたが、メディカル事業は、「グリーン・クリーン・ファイン」における「ファイン(ライフサイエンス)」の中心となる事業と位置付けており、将来の成長を取り込むため、積極的に事業開拓を行っています。今後は、新規経皮吸収型テープ製剤の上市、次世代経皮吸収型テープ製剤の展開、さらには最先端技術である核酸医薬分野の強化など、引き続きライフサイエンス分野の事業拡大を図っていきます。2011年10月18日から22日にかけて中国・成都で開催された「西部国際博覧会」に、日東電工(中国)投資として初出展しました。この博覧会は総来場者数が60万人を越える中国で非常に知名度の高い博覧会のひとつで、マスコミをはじめ世界中から注目されています。日東電工(中国)投資では「グリーン(環境)・クリーン(エネルギー)・ファイン(ライフサイエンス)」をキーワードに、日東電工グループが保有する多様な技術や製品を通じ社会でどのように貢献しているかを紹介し、来場された多くの方々に日東電工ワールドを体感いただきました。また、その展示内容が高く評価され、主催側より「最佳展示奖(The Best in Show Award)」という大変栄誉ある賞もいただくことができました。博覧会会場の風景中国市場で販売している喘息治療用テープ製剤●中国「西部国際博覧会」に初出展

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