日東電工グループ CSR & アニュアルレポート 2012
19/40

CSR & Annual Report 2012192011年度の実績と今後の展望自然災害の影響はあったものの、堅調に回復。グローバル化と、「グリーン・クリーン・ファイン」分野へ集中投資液晶表示関連事業2011年度は、液晶テレビにおいて日米欧の需要低迷やテレビ価格下落の影響を受けたものの、日東電工グループの新しいビジネスモデルであるロールツゥパネルシステム(液晶パネルメーカーへ光学フィルムをロール状で納入し、光学フィルムをパネルへ貼付する工程の生産性を大幅に向上させるシステム)を液晶パネルメーカーと一体となり推進することで、物量の確保に努めました。一方、スマートフォン(多機能型携帯電話)やタブレットPC市場は需要が堅調に推移しました。スマートフォンやタブレットPCは、従来の携帯電話に比べ画面サイズが大きくなり、画質においても高精細な液晶パネルが搭載されるようになっています。日東電工グループは、液晶テレビ向けなどで培った技術を活かし、高画質や様々な角度から見ることのできる視野角の広さを実現することなどに貢献しています。加えて、これらモバイル機器へのタッチパネルの搭載が拡大したことにより、透明導電性フィルム「エレクリスタ™」も堅調に推移しました。タッチパネル市場は、今後も市場伸長が期待されていますが、「エレクリスタ™」がタッチパネル部材として欠かせない材料となるように事業を推進していきます。また、2011年度は次世代のディスプレイとも言われる有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)パネルを用いた大型テレビが、米国の展示会で公開され話題となりましたが、ここでも日東電工グループの光学フィルムが活躍しています。日東電工グループの強みは、出力系の液晶パネルや有機ELパネル用材料と入力系のタッチパネル用材料を共に提供していることです。この強みに磨きをかけ、安定かつ継続的な利益をもたらす事業にすることを目指し、一層の体質強化と革新的な製品開発に注力していきます。事業活動偏光フィルム2012年1月、日東電工豊橋事業所に「ソリューションセンター」を開設しました。近年、IT技術の発達やグローバル化が急速に進む中で、お客様が求められることが多様化し、従来の当社のマーケティング手法である「三新活動」の延長線だけではお客様の真のニーズを引き出し、新たなイノベーションを生み出すことが難しくなってきています。そこで、日東電工グループの技術や製品、歴史を知っていただく場として「ソリューションセンター」を設置しました。お客様に幅広い技術プラットホームを知って、触れて、体感していただき、真のパートナーとしての期待と可能性を抱いていただくことで、新しいイノベーションをお客様と共に生み出し、新需要の創造(=多軸の創出)に繋げていきます。ソリューションセンター●お客様とともにイノベーションをつくりだす「ソリューションセンター」を開設

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です