CSR&アニュアルレポート2011
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CSR & Annual Report 20116株主・投資家様、お客様、お取引先様、地域社会の皆様には、日頃からのご理解とご支援を賜り、厚く御礼を申し上げます。日東電工グループを代表して、2010年度のご報告と、2011年度の方針をお伝えいたします。東日本大震災への想い東日本大震災によりお亡くなりになられた方々に深い哀悼の意を表すと共に、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。当社グループも東北地方の生産・加工拠点や販売拠点の一部が被災しましたが、幸いにも人命に関わるようなことはありませんでした。2010年度業績に対する直接的な影響も軽微なものでした。いずれの拠点も、復旧して4月より稼働を再開しております。今後、短期で貢献できる復興需要への対応は言うに及ばず、中長期においても当社グループの技術力と創造力で産業の回復や新事業の創出に貢献したいとの想いを強くしております。2010年度業績について2010年度の経済環境は、中国など新興国の高い経済成長に牽引され、年度前半は回復基調にありました。しかし、年度半ば以降、先進国の景気刺激策が一服したことや中東での政情不安の高まりなどにより、回復スピードは減速しました。日本経済も年度前半には、回復に向かいましたが、後半には経済対策の終了に加えて、円高の影響を受けるなどしました。さらに、東日本大震災により経済の先行きは不透明感が強いものとなっています。こうした中で当社グループは、前年度までの「凌しのぐ年」から「攻める年」への転換をはかり、薄型テレビ、スマートフォン(多機能携帯電話)、タブレットPCなど、需要が伸びている製品分野に効率的な材料提供をすることで売上を増加させました。また、「無(む)・減(げん)・代(だい)」プランと称するコスト構造改革にも引き続き取り組み、品質や生産性の向上を推進し原価低減に努めました。結果、2010年度業績は、売上高6,385億円(2009年同期比6.1%増)、営業利益852億円(2009年同期比52.0%増)となりました。2011年度の取り組み2011年度は、世界経済は、中国など新興国での需要が引き続き拡大すると見込まれるものの、日本経済は震災の被害と福島原子力発電所などの停止による電 ステークホルダーの皆様へ2011年度は、新たな成長に向けて「挑む年」。変化を先読みして、多軸化戦略で持続的な成長を続ける企業としての礎を築くことに挑みます。トップメッセージ日東電工株式会社 代表取締役 取締役社長

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