CSR&アニュアルレポート2011
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事業活動CSR & Annual Report 201122住宅建材やインフラ・設備投資関連は、国内需要が回復したことに加えて、海外需要も上向きになり、建材用の保護材料や施工材料である防水テープや養生用テープが好調でした。工業用途全般に使用される汎用両面テープやフッ素樹脂製品も好調に推移しました。テープ関連事業は、日本国内に限らず高い成長が期待できる新興国へ積極的に進出して、グローバル展開を図っています。2005年度以降、13社を新興国に設立していますが、2009年度はインドに、2010年度はトルコに設立しました。新興国における成長戦略のひとつとして「エリアニッチトップ」戦略があります。現地で求められている品質や価格に見合った製品を迅速に投入することで事業拡大を図ります。メンブレン事業逆浸透膜(以下RO膜)は、2010年度、中国・北米向け一般工業用が堅調に推移しました。また、オーストラリアのヴィクトリア州で建設中の日量44万トンの大型海水淡水化プラント向けに新製品の逆浸透膜を受注するなど海水淡水化案件も寄与して生産が回復しました。世界の水不足はますます深刻化しており、水処理市場も大きく成長しています。今後も海水淡水化、排水再利用等の成長分野でRO膜のみならずMF(精密ろ過)膜、UF(限外ろ過)膜、MBR(メンブレンバイオリアクター)分野などでの前処理技術を強化するとともに、保守・管理ビジネスへの展開も図り、水処理事業におけるトータルソリューションをお客様へ提供することを目指していきます。●上海万博に、当社の水ろ過デモ機を出展2010年5月から10月まで開催された上海万博では、世界の代表都市が「都市」として出展する「ベストシティ実践区」があり、日本からは大阪館が参加しました。大阪館の出展基本テーマは、「環境先進都市・水都大阪の挑戦」。そのテーマと、中国では人口増加や経済規模の拡大により今後水不足がますます深刻化することが懸念されていることから、当社の逆浸透膜を使った体験型の水ろ過デモ機を出展しました。海水や排水などを飲み水に変える「ろ過膜」の技術をわかりやすく紹介し、多くの来場者の関心をひいていました。なお、会期中の大阪館の来場者数は170万人を超え、好評を博していました。

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