CSR&アニュアルレポート2011
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CSR & Annual Report 201121インダストリアルテープエレクトロニクス業界向けは、薄型テレビの需要が堅調に推移し、スマートフォンを中心とするモバイル機器の需要が伸長したことにより、光学用保護フィルムやシーリング材料などが好調に推移しました。これらモバイル機器の需要増に支えられ、電子部品の生産個数が増加したため、電子部品用の粘着テープも堅調に推移しました。また、タッチパネルを搭載した機器も増加し、光学用透明粘着シートも順調に推移しました。自動車業界向けは、年度末の東日本大震災の影響はあったものの、海外を中心とする生産台数の増加に対応することができました。また、今後の成長が期待される電気自動車においては、電気絶縁材料に加えて、静音や省エネに役立つ材料のニーズが生じており、新たな需要に期待しています。●トルコに初の現地法人を設立トルコは自動車、家電、金属板などを中心に高い経済成長が見込まれており、外国企業による投資金額も増加する傾向にあります。今後大きな市場が見込まれる新興国でのビジネスの拡大を戦略的に推進すべく、トルコでは初めての現地法人を設立しました。●小惑星探査機「はやぶさ」の活躍に貢献した日東電工の粘着テープ2003年5月9日に日本で打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ」は、約7年間宇宙を航行し、2010年6月13日、無事地球に帰還しました。この「はやぶさ」には、ニチコン株式会社様のフィルムコンデンサ「EMシリーズ」が搭載されています。小惑星「イトカワ」着陸時にも貢献したこのコンデンサには、従来製品以上に高い信頼性と軽量化が必要でした。そこで、耐熱性・高絶縁性が高く評価された日東電工のポリエステル粘着テープNo.3161-F(現:No.3161FR2)が採用されました。今後も宇宙関連事業にも貢献できるような、信頼性の高い製品を開発していきたいと考えています。●エリアニッチトップ戦略日東電工グループは、1960年代後半から海外進出を果たし、グローバル化を推進し、成長してきました。今後は、欧米などの先進国に加えて、中国やインドをはじめとした新興国が経済成長の中心になると見込まれています。この変化に対応するため、グローバルに統合された市場に向けてグローバルニッチトップ製品(GNT製品)の創出に注力するだけでなく、新興国を中心に各エリアのニーズを捉え、エリアニッチトップ製品(ANT製品)の創出にも努めます。GNT製品とANT製品の2つのニッチトップ戦略でグローバル化の第2ステージを展開していきます。ニッチトップ製品を創出していく上では、他社との差別化が重要です。製品の機能や提供価値のみならず、知的財産や規格化、供給方法などサプライチェーン全体からみた差別化も図っていきます。ポリエステル粘着テープNo.3161FR2■新会社の概要社 名:日東電工トルコ事業内容:テープ関連製品・自動車部材の•仕上げ加工、および販売設立時期:2010年4月所在地:ツズラ(イスタンブールの東部)資本金:1億2千万円従業員数:9名(設立時)

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