CSR&アニュアルレポート2011
19/40

CSR & Annual Report 201119事業活動2010年度の実績と今後の展望電子製品関連が好調。テープ部門はグローバル化をさらに推進。液晶表示用材料2010年度は、日本のエコポイント制度や各国の景気刺激策を背景に液晶テレビ向けの需要が堅調に推移しました。LED(発光ダイオードと呼ばれる半導体)バックライトを搭載した液晶テレビの普及に加え、立体画像を楽しめる3Dテレビの販売も始まりました。当社の光学フィルムはこれらに採用され、液晶テレビの進化に貢献しています。携帯電話においては、スマートフォン(多機能型携帯電話)の市場が拡大しました。従来の携帯電話より画面サイズが大型化することに加え、画質においても高精細な液晶パネルが搭載されるようになりました。ここでも当社の液晶テレビ向けなどに培った光学フィルムの技術が活かされ、スマートフォンの需要拡大に貢献することができました。また、2010年度は、タッチパネル搭載機器の市場が拡大したことにより、透明導電性フィルム「エレクリスタ™」の需要が大きく伸びました。特に、スマートフォンでのタッチパネル搭載が顕著ですが、今後はタブレットPCなど多くのモバイル機器への展開が見込まれています。情報を入力するインターフェースとしてタッチパネル市場は、ますますの市場伸長が期待されます。その分野において、「エレクリスタ™」が欠かせない材料となるようにしていきたいと考えています。液晶市場がそれほど遠くない将来に成熟期を迎えた際においても、安定かつ持続的な利益をもたらす事業であり続けることを目指し、一層の体質強化と革新的な製品開発に注力していきます。エレクトロニクス関連材料プリント回路は、パソコンの記憶装置であるHDD(ハード・ディスク・ドライブ)に搭載される、フレキシブルプリント基板「NITOFLEX®」と精密回路付き薄膜金属基板「CISFLEX®」が堅調に推移しました。今後、HDDは画像や音声データなども保存する記憶装置として大容量化が進むと見込まれています。当社の高精細配線技術でその進化へ貢献してまいります。半導体封止材料は、環境対応樹脂を中心に緩やかな回復となりました。プロセス材料は、半導体への設備投資が回復しテープの貼り合せ装置が堅調に推移しました。また、半導体製造工程で使用されるテープは、半導体市場の回復に伴い、需要は堅調でした。半導体産業は、アジア諸国での生産拡大が見込まれています。お客様透明導電性フィルム「エレクリスタ™」

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です