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フォトポリマー技術

フォトポリマーとは、少ない光エネルギー照射で容易に化学構造が変化する光官能基をもったモノマーまたはポリマー分子系と定義されます。
Nittoではこのようなフォトポリマーの性質を多方面に利用し、特徴ある製品を製造しています。
次にそのいくつかを紹介します。

フォトポリマーによる接着力制御技術

半導体ウエハのバックグライディングやダイシングは粘着テープに固定して行いますが、これら加工工程では強い接着力が要求される反面、加工後は簡単にはがせることが要求されます。
Nittoではフォトポリマーの光照射による物性変化の中で、接着力変化に着目し、UV照射で接着力が低下するよう粘着剤を設計し、半導体ウエハ保護・固定用テープとして半導体製造プロセスの作業の効率化に貢献しています。

パターン形成材料設計技術

ポリイミド樹脂は耐熱性、化学的安定性、電気絶縁性、機械的強度が優れるなどの特徴がある反面、加工性とりわけパターン加工性に難点がありました。
Nittoでは、ポリイミドに光照射による現像液への溶解性変化を付与するため、独自の感光剤を設計・合成し、高精度のパターン加工が可能な感光性ポリイミド樹脂を開発しました。
本製品は精密回路付き薄膜金属基板に使用され、ハードディスクドライブなどの重要部品となっています。
また、パターン形成材料設計技術は、光導波路形成用の感光性エポキシ樹脂といったユニークな製品にも生かされています。

UV重合による粘着テープの無溶剤製造技術

NittoではUV重合を利用して、有機溶剤を使用しない、環境にやさしい粘着テープを製造しています。
これまで粘着テープは、有機溶剤に溶かした粘着剤を支持体へ塗布、乾燥して製造していましたが、VOC排出の面で環境負荷が問題視されてきています。
UV重合による粘着テープ製造法は、粘着剤用の液状原料を支持体へ塗布、次に紫外線を照射して支持体の上で粘着剤を合成します。このため、有機溶剤をまったく使用しません。その上、乾燥の熱エネルギーも不要です。

研究開発に関するお問い合わせ

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