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ニュースリリース 2011

2011/07/04

「第22回[国際]文具・紙製品展(ISOT)」に参考出展

文具向け新規光学式タッチセンサーのコンセプトモデルを開発

日東電工株式会社(本社:大阪市 代表取締役社長:柳楽幸雄)は、光導波路を用いた光学式タッチセンサーの文具向けコンセプトモデルを開発しました。コンセプトモデルはフレームのみの形状になっており、紙の上に置いてペンなどで入力すると、PCなどの指定された機器に無線伝送され、デジタルデータとして入力、保存することができます(図1)。用紙と筆記具が自由に選択可能であり、フレームを紙の上に置くだけの簡単なステップでアナログデータ(文字)をデジタルデータとして保存できます。

図1:コンセプトモデルの使用イメージ

図1:コンセプトモデルの使用イメージ

今後は、本コンセプトモデルを中心に光学式タッチセンサーの電子文具への応用展開に向けて、共同開発先の文具メーカーを探していく計画です。
コンセプトモデルは、システム手帳での利用を想定したタイプと会議室での利用を想定したタイプの2種類を用意し、7月6日から8日に東京ビッグサイトで開催される「第22回[国際]文具・紙製品展(ISOT)」に参考出展致します(ブース番号A11-18)。
*ISOT URL:http://www.isot-fair.jp/ja/For-Visitors/Schedule/

開発の経緯

近年、高速大容量の通信ネットワークによるブロードバンドが構築される中、近い将来には、幹線だけでなく家庭内通信や電子機器内部でも光通信が用いられることが予想されます。このような状況の下、光信号を効率よく伝送させるために、低コスト・高信頼性の光導波路材料が求められるようになってきました。
日東電工では長年培ってきた透明ポリマー設計技術や感光性プロセス技術をベースに2005年に新規の光導波路を開発し、事業の多軸化に向けて様々な分野への応用展開に取り組んでまいりました。
今回のコンセプトモデルは、この光導波路を用いることで微細加工によるファインピッチを形成することが可能となり、高精細な読み取りが必要とされる光学式タッチセンサーによる入力デバイスに応用したものです。既にセンサーを用いた電子文具には光学超音波式や画像取り込み式など様々な方式の入力デバイスが用いられていますが、いずれも専用の筆記具や用紙を使用することが必要となっています。  
本コンセプトモデルでは、フレーム形状の光学式タッチセンサーにすることにより、専用の筆記具や用紙を選ぶ必要がなく、より自然なアナログ-デジタル変換を可能にしました。

<コンセプトモデルの特徴>
①専用の筆記具や用紙を必要とせず、普段のメモ作業の手順を変えることなく使用することが可能。
②フレームのみの形状であり、軽く持ち運びしやすい。
③システム手帳に格納可能なデザイン。
④会議等で複数人がそれぞれのフレームからPCなどの一つのデバイスに書き込むことが可能。

光導波路タッチセンサーのイメージ

光導波路による光学式タッチセンサーは、光源から出た光が光源に隣接するタテヨコ両辺から対面する辺にそれぞれ光を送り、受光素子が光を受けます。このマス目のようにはりめぐらされた光線を遮断することで位置を検出します(図2)。

図2:光導波路タッチセンサーイメージ

図2:光導波路タッチセンサーイメージ

日東電工の光導波路技術

独自開発した感光性エポキシ材料を用いており、近赤外領域において透明性が高く、優れたフレキシブル性を有しフィルム光導波路としても使用可能です。また、紫外線露光によるパターニングで光回路形成を行うことが可能です。

*光導波路関連リリース(2005年4月)http://www.nitto.com/jp/ja/press/2005/0414.jsp

ニュースリリースに関するお問い合わせ

日東電工株式会社 ブランド戦略部
TEL:06-7632-2101
FAX:06-7632-2568
ご注意
こちらで掲載されている情報は発表日現在の情報です。他のメディアなどで御覧になった情報と内容が異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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