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新卒採用TOP > 仕事と人 > 山本 真也

開発スピードは4倍速。世界を股にかけ、±0.1ミリの壁に挑む。

山本 真也

UVカット・導電性など、あらゆる機能を盛り込める光学用粘着剤。

スマートフォンやタブレットなどに使われている液晶ディスプレイは、カバーガラス、偏光板、導電性フィルムなど、いくつもの部品が何層にも重なってできています。その部品同士を貼り付けているのが光学用粘着剤。私はこの光学用粘着剤の開発を行っています。光学用粘着剤は、単に部品を貼り合わせるだけでなく、UVカット・導線性など、さまざまな機能を付け加えることができるため、お客様のニーズも年々多様化しています。
2014年頃からは新しい取り組みとして、多種多様な機能を盛り込める光学用粘着剤と、今まで単品で存在していたNittoの偏光板や導電フィルムを組み合わせて、よりお客様のニーズに合った新しい製品の提案を行っています。技術の進歩が目まぐるしい業界の中で、将来こういった機能があったら面白いのではないかと、技術の先回りをすることにワクワクしながら、スピーディーに開発を行っています。
また、新しい製品を立ち上げるときには、量産化するまでの製品のあらゆることを開発が担い、最後の製品梱包方法まで行っています。そのため、他部署との連携も重要で、材料の調達チームや、製品を加工するチーム、営業、更には海外の生産拠点を含むいろんな方と協力しながら製品を市場に送り出しています。

量産化を前に立ちはだかる、±0.05ミリの壁。

2014年の5月頃にあるお客様から、「ディスプレイ内部にある偏光板の接着を他社に依頼したのだが、量産直前で不具合がでたので、Nittoの光学用粘着剤でなんとかして欲しい」と要望がありました。しかも量産化の期限が迫っており、通常なら1年かかるところを3ヶ月で仕上げる短納期での依頼でした。
Nittoの光学用粘着剤の可能性を広げる大きなチャンス。思い切って引き受けることにしました。実際に取り組むと、ラボでの開発はスムーズにいきましたが、量産化で大きな壁にぶつかりました。完成製品が非常に小さいことに加えて、±0.10ミリでもずれるとアウトという、厳しい条件をクリアできなかったのです。あまりの難易度に本気でお断りをしようかとも思ったのですが、お客様は「私たちも後がありません」と、切羽詰まった様子。やるしかないと、腹をくくりました。
生産拠点のある海外と日本を毎週のように往復し、現地のスタッフと部品の加工を、何度もトライし続けました。そこで得た膨大なデータをいつもの4倍速でまとめあげ、最適な条件を導き出す。苦しさを感じる暇さえない3ヶ月でした。関係各部署の協力もあり、なんとか寸法精度の壁を突破。お客様から「助かりました」とお声を頂くことができたときは、「Nittoの技術力を証明できたんだ」と誇らしい気持ちになりました。自分が主担当として初めて市場に出した製品として想いも人一倍大きかったので、本当に嬉しかったですね。

My Nitto Way

変化を面白がり、好奇心を持って一歩前へ踏み出します

「まずはやってみる」ということを心がけています。いろんな開発テーマやそれ以外の仕事も頂きますが、やってみることで勉強にもなるし、視野も広がると感じています。また、純粋に新しい仕事に触れることは楽しいです。

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