インターンシップ情報

  • Entry
  • My Page

新卒採用TOP > 仕事と人 > 飯野 智絵

度胸と研究のノウハウを叩き込み、3ヶ月で一人立ち。

飯野 智絵

スマートフォンの頭脳を守る、厚さ数ミクロンの極薄シートを開発。

スマートフォンの頭脳である半導体はとてもデリケートで、常に熱やホコリ、衝撃などから守っておかないと、正常に作動しません。そのため、世の中のあらゆる半導体チップは「封止樹脂」と呼ばれる黒い物質で覆われています。私は入社以来、この封止樹脂の開発に取り組んでいます。
従来の封止樹脂は、金型に粒状の材料を流し込んで成形したものが主流でしたが、近年、半導体の形状も多様化していて、その都度、金型を用意するのは半導体メーカーにとって負担になっていました。そこで、Nittoが開発したのがシート状の封止樹脂。保護したいところをシートで覆い、ペタッとくっつけるだけで、簡単に保護できるという優れもの。生産効率の向上や、製品の薄型化につながるということで、各国の半導体メーカーから好評をいただいています。
私は現在、ある海外メーカーのメイン担当として、お客様との打ち合わせから、樹脂設計、成形加工、性能評価など製品開発に至るまでの工程を任されています。
簡単に封止できる特性から「これまで覆っていなかった部品も保護したい」「覆うことで部品を固定したい」という、新たなニーズが日々生まれるのが面白いところ。それに合わせて、成分の配合や生産プロセスを調整するのですが、品質はとてもシビア。シートの端から端まで数ミクロンレベルの精度で、均一の厚みにしなければ特性にバラツキが出てしまい、お客様の満足する製品ができません。製品を生み出すことの難しさを、身に染みて感じています。

苦手の英語、はじめてのお客様。先輩に乗せられてメイン担当へ。

はじめてお客様を担当したのは、入社2年目。それまで、社内での基礎実験しかやったことがなかったのですが、先輩が「飯野さんなら絶対できる!」と。うまいこと乗せられて、やることになりました。しかも、そのお客様というのが、海外の大手半導体メーカー。学生時代にもっと英語を勉強しておけばと、これほど悔やんだことはありませんでした。
お客様のオーダーは、これまで従来のやり方で封止樹脂を成形していたところを、シート状の封止樹脂に切り替えることで、生産性を高めたいというもの。そこで、シート状でも従来と同等の品質を保てるか評価測定を行い、3ヶ月間で検証することになりました。
お客様から届いたサンプル品で評価してレポートにまとめて、毎週、電話会議で報告。その場で、翌週までの検討内容とスケジュールを決めたら、また評価実験へ。目まぐるしい開発スピードの中、なんとか研究のノウハウを身につけていったものの、苦労したのは、やはり英語。電話会議には毎回、原稿をつくり、何度もセリフを練習してから臨みました。また、レポートは、単語の選び方からページの構成まで、先輩に細かくアドバイスをもらいながら作成。はじめの頃は「自分がやったこと」という視点で作成して、先輩に何度も修正されましたが、徐々に「お客様が知りたいこと」という視点で資料を作成できるようになりました。そうすると、私のつたない英語でもこちらの意図が伝わるように。伝わると度胸がつくもので、気づけばひとり現地へ渡り、お客様に対面で研究結果を報告するまでに成長していました。失敗もたくさんした3ヶ月間でしたが、この経験があるからこそ、今があると思います。

My Nitto Way

スピーディーに動き、やると決めたらやりきる覚悟

一見結果が出なさそうな実験に思えても、実際に手を動かして確かめることにしています。やってみたら「あれ?できた!」という新たな発見は多くあります。

社員インデックスに戻る

Page Top