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負ければ撤退。欧州の自動車市場に挑んだ、入社3年目。

五十嵐 健史

「クルマを守る」をテーマにしたテープを。

世界中のクルマには、さまざまなNitto製品が使われていますが、その多くを私の所属する「自動車材料事業部門」が創り出しています。その中で主に私が担当しているのが「クルマを守る」テープ。いわゆる保護材テープです。具体的には、出来たてほやほやのクルマを覆うように貼りつけて表面を保護するテープや、ドアやインパネ(計器類)など内装を保護するためのテープ。
新車は工場から出荷し、船積みされて目的地に到着するまで何十日もかかります。その間、塗装や内装を傷めないよう、ホコリや砂、温度や湿度などの外敵から守る必要があるわけです。自動車メーカーによって、クルマの形状はさまざま。四角いクルマと流線型のクルマでは、貼りやすい素材も違う。また生産地によって、工場で働く人(実際にテープを貼る人)の国民性やチカラ加減を考慮しながら、それぞれに最適な保護テープを創り出していきます。
おおむね、研究開発の仕事としては、営業とともに自動車メーカーの動向を探りながら、お客様のニーズや現行製品の課題を抽出。どういった性能を出せばお客様に喜んでもらえるのかを考え、特性の出る材料を開発するために実験と検証を繰り返していきます。製品の特性上「はがれにくく、はがしやすい」という相反する性能バランスをどう出すかが難しさでもあり、面白いところ。また、ビジネスの採算性を上げていくために、製造プロセスの改善なども担当します。さまざまな職種の人たちと連携しながら、期待を超える製品を創りあげていくことがミッションです。

欧州のクルマ保護材ビジネスは、自分が守る。

たしか入社3年目のころ。上司から「欧州向けの保護材テープをテコ入れしてくれ」とオーダーがありました。当時、欧州での保護材ビジネスは競合と比較しても優位性がなく、採算も悪化していました。新製品で市場シェアを改善できなければ、事業撤退の可能性もあると。当時は「そんな大事なミッションを3年目の自分が」と思いましたが、失敗してもいいから少々難しいことに挑戦させて、いざというときは上司がフォローするのがNitto流なんですね。
私はNittoのベルギー工場に飛び、営業と一緒にお客様である自動車メーカーを回りました。つたない英会話で苦労しながら、なんとか競合に勝てるポイントを探ろうと必死でした。その結果、「湾曲したボディーに追従し、シワなくキレイに貼れること」が重要だと判明。また、日本に比べて欧州の人たちは力強くひっぱります。だから強度も必要でした。これらの条件に合う材料は何だろう。考えては、実際に試作品を作ってみる。これだというモノが出来れば、ベルギーへ飛んで、実際に試してみる。
思考錯誤を繰り返す中で、ついにある自動車メーカーから「これなら合格だ」との言葉を頂くことが出来ました。うれしかった。同時に、大きな肩の荷がなくなりホッとしました。以降、欧州の大手自動車メーカーにも広がり、シェアを大きく改善。自分の生み出した製品が、お客様の期待に応え、海を越えて大きな収益を創り出している。この仕事で得た誇りと自信は、今の仕事の大きな原動力となっています。

My Nitto Way

変化の先取り

市場の情報、自社の最新技術など、自分の技術領域の幅や見識を広げるように心がけ、タイムリーな製品開発をモットーにしています。

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